イングラインダンベルプレスで肩を痛めないためのポイント!
インクラインダンベルプレスとは
インクラインダンベルプレスは胸の上部のトレーニングです。
斜めの台に仰向けになり、ダンベルを上下させます。
斜めの台で行う事でフラットベンチよりもダンベルの軌道が頭の方向へ向き、胸の上部に効かせることができます。
肩を痛める危険性
インクラインダンベルプレスは胸のトレーニングの種目の中でも、フォームを崩すと比較的肩の怪我をしやすい種目です。
頭の方向に上げることで肩を使って挙げてしまったり、肘や前腕の角度次第で肩にストレスがかかることが多くあります。
そこで肩を痛める恐れのあるフォームを今回はご紹介します。
最後に正しいフォームをご紹介しますので、最後まで読んでいただけると理解が深まると思います。
怪我の危険性のあるフォーム
【肩の真横にダンベルを下ろす】
肩の真横にダンベルを下ろすと三角筋の前部が過度に伸長し、肩を怪我してしまう可能性があります。
ダンベルを下ろす位置は肩の真横にではなく、胸の横に下ろすようにしましょう。
【前腕が前に傾く】
ダンベルを胸の横に下ろしても肘の位置が肩側に上がることで、肩への負担が増えてしまいます。
ダンベルの負荷は垂直にかかる為、肩は常に外旋の力を発揮しなければならなくなり、危険なフォームになってしまいます。
【前腕が後ろに傾く】
肘を胸の横に下ろしてもダンベルが肩の横にくることで、肩の前面の負担が増えてしまします。
今度は肩が常に内旋の力を発揮しなくてはならなくなり、とても危険なフォームです。
【前腕が外側に傾く】
前腕が外側に傾くことで肘が伸びようとし、付け根にあたる肩に負担がかかってしまします。
常に肘の屈曲の力を入れなければならなくなり、上腕二頭筋の疲労が大きくなってしまう事もあります。
適切なフォーム
ダンベルを下ろす際は常に前腕が垂直を維持し、胸の真横に下ろしましょう。
ダンベルを挙げる際も前腕の垂直を維持し、肩の真上に上げるようにしましょう。
ダンベルと肘の関係を常に真っ直ぐ垂直にすることで、適切な箇所に負荷がかかり、怪我のリスクも回避することができます。
トレーニングをする際は第一に怪我をしないフォームで行う事を考えましょう。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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